ゆとりサラリーマンが100マイル完走を目指すブログ

ゆとり第一世代サラリーマンの気ままなつぶやき マラソン、トレラン、映画、音楽

2017 ビブラム香港100 大会当日編 スタート〜CP5

当日の朝は、4時半に起床し、朝ごはんを食べ、着替えやテーピング、装備の最終確認などを終え、集合場所へ。

レース当日の朝ごはんは、おにぎりと決めているのですが、香港のセブンイレブンには、おにぎりが売っていなかったため、サンドウィッチで我慢。この辺りは、海外レースだからと諦めました。

 

f:id:gcygx694:20170204173633j:plain

かなりギリギリでしたが、集合後、スタート会場までのバスの受付を済ませ、スタート会場へ。ツアーはこの辺りも楽ですね。

 

f:id:gcygx694:20170204173736j:plain

7時頃にスタート地点に到着。
少し肌寒いが、雨もほとんど降っておらず、天気は大丈夫そう。


スタート会場は、たくさんの選手たちがドロップバックを預け、穏やかかつ楽しげな雰囲気でスタートの時を待っていました。
レース前という緊張感はあまりなく、みんなお祭りに来たような雰囲気。

それにしても、香港には、いかにも走れそうな女性達がたくさんいました。
(実際、レースではガンガン追い抜かれました。)

 

f:id:gcygx694:20170204173818j:plain

 

f:id:gcygx694:20170204173841j:plain

スタートゲートで写真を撮り、16時間以内のゾーンでスタートを待つことに。
目標は、24時間以内でしたが、師匠が16時間以内のゾーンに並んだので、私もご一緒させていただきました。

それにしてもスタートのゲート狭い。

 

5分ごとのウェーブスタートで100kmの旅スタートです。

スタート後は、しばらくロードを走り、トレイルへ。

トレイルは、想像通りの平坦で走りやすいコースでした。

 

f:id:gcygx694:20170204175011j:plain

 

f:id:gcygx694:20170204175427j:plain

f:id:gcygx694:20170204175508j:plain

f:id:gcygx694:20170204175538j:plain

序盤はダムの周りを気持ちよく進みます。

 

【SP 11k East Dam】9:39

f:id:gcygx694:20170204175621j:plain

 

 

f:id:gcygx694:20170204175953j:plain

f:id:gcygx694:20170204180020j:plain

f:id:gcygx694:20170204180042j:plain

ゼッケンには国旗が付いているので、日本人だとわかると「頑張れー」と声をかけてくれます。

 

f:id:gcygx694:20170204180103j:plain

ビーチ、舗装されたトレイルを繰り返すうちにあっという間にCP1へ。

すでにこの区間で師匠には置いていかれました。

 

【CP1 21k Ham Tin】11:21

f:id:gcygx694:20170204180135j:plain

f:id:gcygx694:20170204180948j:plain

f:id:gcygx694:20170204183112j:plain

でっかい牛がコース上を堂々と闊歩するある意味危険なコースを進みます。

 この辺りから、脱水症状なのか足がつりそうな気配が。

こんな序盤でと不安になりましたが、ペースを少し落とし、ゆっくり進むことに。

 

【CP2 28k Wong Shek】12:41

f:id:gcygx694:20170204181025j:plain

f:id:gcygx694:20170204181039j:plain

f:id:gcygx694:20170204183417j:plain

住宅地の間を進みます。

途中、バルコニーでギターを弾きながら応援するおじさんもいました。

f:id:gcygx694:20170204184136j:plain

 

【CP3 36k Hoi Ha】14:19

f:id:gcygx694:20170204181114j:plain

f:id:gcygx694:20170204181143j:plain

味噌汁を発見。やっぱり日本人にはこれです。

f:id:gcygx694:20170204181204j:plain

このエイド初めてカップラーメンが。食べたかったが胃の調子に不安があったので食べませんでした。

 この後、胃の痛みが出てきましたが、ゆっくり舗装されたトレイルを進みました。

 

【CP4 45k Yung Shue O】16:03

f:id:gcygx694:20170204181516j:plain

f:id:gcygx694:20170204181534j:plain

CP4には、黒人のスタッフがたくさんいました。

コーラをもらって回復しました。

f:id:gcygx694:20170204181559j:plain

 ここから、次のエイドまで石段地獄でした。

途中、辛そうに立ち止まっていると、シンガポールの男性に声をかけられ、励まされました。

 その後は、香港の方にも励まされました。

 どんだけ辛そうにしていたんだろう。。。

f:id:gcygx694:20170204181613j:plain

何とか石段地獄を越え、前半のピーク雉公山(Kai Kung Shan)399mに到着。

 ここからトレイルを下って行くと、いよいよ中間地点のCP5へ。

 

つづく・・・

2017 ビブラム香港100K  大会前夜

2017年1月14日に香港で開催されたビブラム香港100ウルトラトレイルレースに参加してきました。

 

今回のレースは、私にとって、初海外レース、初100km完走といったとても記憶に残るレースになりました。

 

だいぶ時間が経ってしましましたが、少しずつ、思い出しながら書きます。

 

ビブラム香港100は、ウルトラトレイルワールドツアーの第1戦の大会であり、世界中から2000人以上のランナーがエントリーしました。うち119人が日本人。

 

香港までは、飛行機で5時間程度なので、海外レースの中では、非常に参加しやすい大会だと思います。

 

体力に自信があるなら、金曜日に香港着、そして土曜日から日曜にかけてレースを走り、日曜日のうちに帰国といった強行スケジュールも可能です。

 

今回は、フィールズ・オン・アースのツアーでの参加だったため、そんな強行スケジュールはしませんでしたが。

 

フィールズ・オン・アースのツアーでの参加は大正解でした。

面倒な事前受付は、行なってもらえるし、コースの攻略法などをトップランナー(今回は、大瀬和文選手)から直接聞くことができました。

 

大瀬選手の曰く、前半は、フラットで走りやすいコース。しかし、ここで調子に乗って走りすぎてしまうと足が終わってしまい、後半の山岳エリアで地獄を見るとのこと。

 

f:id:gcygx694:20170202003308j:plain

少し、ビビりながらも、完走、そして、24時間以内のゴールを心に誓います。

 

配られたドロップバッグの袋の中に参加賞がたくさん。

ビブラム香港100は、参加賞が充実していることも非常に魅力的だと思います。

f:id:gcygx694:20170202003445j:plain

今回はTシャツ・ボトル・BUFF・ソックスなどなどたくさん入ってました。

 

観光に出かけたい気持ちを静め、部屋に戻り、レースの準備。

セブンイレブンで買ったパスタを食べてこの日は22時には就寝。

 

f:id:gcygx694:20170202005632j:plain

 少し、心配だったが、味は普通でした。

 

 

続く。。。

100マイルへの道

大学生の時に『BORN TO RUN』という本に出会い、トレイルランニングの存在を初めて知った。

当時は、本を読みながら、山の中を、しかも100km以上も走るスポーツがあるなんて、にわかには信じられなかった。

 

その一方で、心の底からワクワクし、一気に本を読み終えたことを覚えている。

 

ただ、それは、あくまで本の中の世界であって、自分自身がトレランをやるなんて思いもしなかった。

 

大学を卒業し、社会人になり、単調な日々を送ること3年。

 

初めての人事異動。

 

そこで、幸か不幸か出会ってしまった。

 

『BORN TO RUN』のような世界を地でいくその人と。 それが「師匠」である。

 

師匠から、仕事の話はほどほどに、トレランの大会の話を聞いているうちに、完全に影響されてしまった・・・。

 

そして、なんだかんだでトレランの大会に出るようになり、フルマラソンを超える大会もなんとか走った。

 

そして、今こんなブログを書いている。

 

こうなったら最後、100マイルレース完走に向けて、もう前進するしかない。

 

もう逃げられない・・・笑