2017 ビブラム香港100K 大会前夜
2017年1月14日に香港で開催されたビブラム香港100ウルトラトレイルレースに参加してきました。
今回のレースは、私にとって、初海外レース、初100km完走といったとても記憶に残るレースになりました。
だいぶ時間が経ってしましましたが、少しずつ、思い出しながら書きます。
ビブラム香港100は、ウルトラトレイルワールドツアーの第1戦の大会であり、世界中から2000人以上のランナーがエントリーしました。うち119人が日本人。
香港までは、飛行機で5時間程度なので、海外レースの中では、非常に参加しやすい大会だと思います。
体力に自信があるなら、金曜日に香港着、そして土曜日から日曜にかけてレースを走り、日曜日のうちに帰国といった強行スケジュールも可能です。
今回は、フィールズ・オン・アースのツアーでの参加だったため、そんな強行スケジュールはしませんでしたが。
フィールズ・オン・アースのツアーでの参加は大正解でした。
面倒な事前受付は、行なってもらえるし、コースの攻略法などをトップランナー(今回は、大瀬和文選手)から直接聞くことができました。
大瀬選手の曰く、前半は、フラットで走りやすいコース。しかし、ここで調子に乗って走りすぎてしまうと足が終わってしまい、後半の山岳エリアで地獄を見るとのこと。
少し、ビビりながらも、完走、そして、24時間以内のゴールを心に誓います。
配られたドロップバッグの袋の中に参加賞がたくさん。
ビブラム香港100は、参加賞が充実していることも非常に魅力的だと思います。
今回はTシャツ・ボトル・BUFF・ソックスなどなどたくさん入ってました。
観光に出かけたい気持ちを静め、部屋に戻り、レースの準備。
セブンイレブンで買ったパスタを食べてこの日は22時には就寝。
少し、心配だったが、味は普通でした。
続く。。。
100マイルへの道
大学生の時に『BORN TO RUN』という本に出会い、トレイルランニングの存在を初めて知った。
当時は、本を読みながら、山の中を、しかも100km以上も走るスポーツがあるなんて、にわかには信じられなかった。
その一方で、心の底からワクワクし、一気に本を読み終えたことを覚えている。
ただ、それは、あくまで本の中の世界であって、自分自身がトレランをやるなんて思いもしなかった。
大学を卒業し、社会人になり、単調な日々を送ること3年。
初めての人事異動。
そこで、幸か不幸か出会ってしまった。
『BORN TO RUN』のような世界を地でいくその人と。 それが「師匠」である。
師匠から、仕事の話はほどほどに、トレランの大会の話を聞いているうちに、完全に影響されてしまった・・・。
そして、なんだかんだでトレランの大会に出るようになり、フルマラソンを超える大会もなんとか走った。
そして、今こんなブログを書いている。
こうなったら最後、100マイルレース完走に向けて、もう前進するしかない。
もう逃げられない・・・笑