ONTAKE100 完走!
久しぶりのブログ更新になりましたが、7月15、16日に開催されたOSJ ONTAKE100を無事完走しました。
昨年度は、夏風邪により、初のDNSとなってしまった、因縁の大会ですが、今年は、2週間前からしっかりR-1を飲み続け、万全の体調でレース当日を迎えることができました。 今回は、師匠と更にその師匠2人と一緒に参加です。
当日は、師匠に東京駅で拾ってもらい、スタート地点の松原スポーツ公園へ。ナビのアクシデントや渋滞等もありましたが、なんとか17時前には、到着し、エントリーを済ませました。
その後は、もう一人の師匠とも合流し、準備を一通り済ませ、仮眠し、0時のスタートに備えました。
そして、0時いよいよスタートです。
スタート 0:00
最後尾からゆっくりスタートし、最初は、ロードを進みます。
このレースは、林道主体で、渋滞は発生しないことはわかっていたので、心拍数を上げないように、ゆっくり進みました。
次第に、林道に入りましたが、ひたすら緩やかな登りが続き、暗いこともあり、一体自分がどこにいるかもわからない状態でした。
体調的には、心拍が少し高いこと以外は異常はなく、順調に進むことができました。
小エイドの手前で、師匠を見つけ、抜き去りました。走力に差がある師匠への勝機があるとすれば、登りでどれだけ差をつけられるかだと思っていたので、一気に行きました。
小エイドに到着。2:59 まだ暗いです。
小エイドでは、水を念のためフラスクに補給し、すぐに通過しました。
その後も、同じような場所を何回も通過しているうちに徐々に明るくなっていきました。
第1エイドへ到着。5:00
公式のマップでは、32km地点となっていましたが、実際は34km地点でした。途中のキロ表示は、GPSウォッチと誤差200mだったため、油断していたのですが、これが噂に聞くOSJクオリティですかね。。。
バナナと水を飲み、胃の違和感が出はじめたので、magmaを補給し、スタートしました。
このあたりから、日が昇り始め、次第に睡魔に襲われるようになりました。
左右にフラつき、なんとかストックで支えながら登りを進みました。
ワラーチの人たちにも、抜かれました。(それにしてもこれで100km走れるのは、異常ですね笑)
そんなこんなで寝れる場所を探しながら進んでいると、もう一人の師匠に遭遇。
話しかけると、師匠も眠気に襲われ、フラつきながら進んでいるとのこと。
ここで、ダラダラ登っていると眠いので、いっそ走ろうとの師匠からの提案。師匠から言われたことは、絶対です。あまり走れないと思っていましたが、意外と走れます。
師匠に引っ張ってもらい、小エイドを通過し、一気に50km地点まで快走しました。
なんと心強い。直前まで、あまり走れない状態だったのが嘘のようでした。
次第に走力の差が出てきたため、師匠には先へ行ってもらうように言ったのですが、せめて63km地点の第2エイドまでは一緒に行こうと言ってもらい、なんとかついていくことに。
それにしても、なかなか、第2エイドが見えてきません。
長い下り、先の見えるダラダラした登りを何度も繰り返しながら、進みますが、なかなかたどり着きません。
日差しも出てきて、この区間が一番きつかったような気がします。
エイドが見えた時は、心からホッとしました。
やはり、第2エイドも63km地点ですが、実際は64kmを超えていました。
第2エイド 10:00
疲れすぎて、写真を撮るのを忘れていたので、少し進んだポイントから
エイドの手前で、バケツで水をかけてもらったことや、ドロップバッグに入れてあった着替えを済ませたことでだいぶ復活しました。
オレンジやバナナを食べ、トイレを済ませてから出発しようと思ったので、ここで師匠とは別れました。(ここまで連れてきてもらい、本当に感謝しかありませんでした笑)
第2エイドでリタイヤし、ワゴン車で運ばれていく選手を少し羨ましく思いながら、先に進みました。滞在時間は、約40分で、この間に、最初に抜かした師匠にも再度追い抜かれていたみたいです。
第2エイド以降はというと、もうグダグダでした。再度、眠気に襲われ、目の焦点が合わない状況になり、さすがにやばいと思ったので、途中何回も道端で仮眠をとりました。
天然エイドでは必ず立ち止まり、帽子を水で濡らしながら進みましたが、症状は消えないまま。
登りはゆっくり歩き、下りだけは、走るというルールを自分に課し、なんとか第3エイドへ。
第3エイド。13:03
ここでは、私設エイドを見つけ、ずっと飲みたかったコーラをいただきました。
そうめんもいただき、10分ほど休み、先を急ぎました。
あとは、残りの22kmを歩き通せば、完走はできると確信したので、無理はせず、ゆっくり進みました。
2つのピークを超え、あとは下りをゆっくり進みました。
ロードに出てからは、7kmくらいあるはずが、意外にもだいぶ早く「あと3キロ」の看板が。ちょっとうれしくなりました。いや、だいぶ得した気持ちになりました笑
歩いたり、走ったりを繰り返しながら、なんとかゴール直前の直線へ。
ここでは、すでにゴールしている方々が、応援してくれるため走らないわけにはいきません。
この手前では、100mileを完走し、帰るところだった尊敬する井原知一さんにも声をかけていただき、最後の気力で走りながらゴールできました。
ゴール 16:40
ゴールの後は、先にゴールしていた師匠達と合流し、100mileの選手の勇姿を見た後、アフターパーティーに参加し、深夜に車でトレラン話に花を咲かせながら帰りました。
100km走っていても、アドレナリンがだいぶ出ているせいか全然眠たくならなかったです笑
人生で2回目の100kmは自分が思った以上に発見の多い大会になりました。
次は、9月の信越五岳です。おんたけの経験を糧に完走できるように、頑張ります!!